【未来予想】人間がいらなくなる時
こんにちは、kinoです。
今回は近頃考えていた、無用者階級についてもう少し考えていこうと思います。
前に『ホモ・デウス』の感想を挙げたのですが、
今回はその続きです。
産業革命以来、労働の主体が肉体労働から頭脳労働に切り替わり
中間層が生まれました。
それが21世紀に、再びテクノロジーの変化によって労働の概念が
再び生まれ変わろうとしています。
それまでの肉体労働だけではなく、頭脳労働もAIが取って代われるようになるのです。
そこでこれからの状況を管理人が最も楽観的に考察すると、
(ここでの楽観的とは、人間が無用化しないという意味です。)
AIが人間の能力を超す
↓
肉体労働から順々に取って代わる
↓
全国にAIが作った商品が普及
↓
逆に人間が作ったものに希少価値が付く
↓
少数であるが、”手作り”の付加価値を持った商品は生き残る
=肉体労働は生き残る
↓
”手作り”の付加価値がない頭脳労働は減少する
このように、工場での重労働・無駄な事務作業は大幅に削減されると
フロー型とはいえ質の高い食品や衣類の職業は生き残れるのではないでしょうか。
逆に「人のあたたかみ」などの付加価値が見込めない頭脳労働は
衰退の一途をたどると考えられます。
またこれは実際に働いていても思うのですが
組織の中で一つの歯車となって働くよりも、
より消費者に近いところで働くことのできるフロー型の労働の方が
「やりがい」や「楽しさ」を感じやすいのではないでしょうか。
最も人間が無用化したらこれらは全く認められないとは思いますが、
だんだんとAIに置き換わっていく中でこのような理由で
一部のフロー型労働は残ることができると思い、
それが残っている間は人間が必要であると言えるのではないでしょうか。
そして次に、最も悲観的な状況を考えてみましょう。
AIが人間の能力を超す
↓
労働の大半をAIが担うように
↓
人間をアップデートした、生命体的に優位な超人が出現
格差が生まれる
↓
人間がある意味動物化し、超人と動物の二極化が進む
↓
アップデートされなかった人間がもはや不要とされる
これは著書の通りですね、、
こうなっては欲しくないという思いと、その一方で
行く所まで行かないと止められないと思う管理人もいます。
やはり全員が思い知るまで一度堕落しなくてはいけないのでしょうか。。。
あなたはどう考えますか?